要約すると・・・
- 仮想通貨で決済すれば取引も素早く、手数料も安く済む
- お店で仮想通貨で決済する時は、ウォレットアプリを使用してQRコードを読み込むだけ
- ネット上で仮想通貨を使って決済する場合、送金先のアドレスと金額の入力のみで完了
仮想通貨で決済するメリット
最初の仮想通貨であるBitcoinは元々決済機能を目的に生まれました。日本でもだんだんと仮想通貨による決済は広がってきていますが、背景には仮想通貨決済を導入する店舗に2つのメリットがあることが起因しています。
入金が早い
クレジットカードや電子マネーでお客さんが支払いを行うと、お店側はクレジットカード・電子マネー決済会社からの入金日まで支払いのタイムラグが発生します。商売においてこのタイムラグは時に致命的になる重要なことです。
これが仮想通貨決済であれば決済承認がスピーディーに行われ、瞬時にお店側の方に入金されるため、タイムラグが短いというメリットがあります。
手数料が安い
クレジットカードや電子マネーでお客さんが支払いを行うと、お店側は手数料として支払金額の3%〜5%の負担をおっています。
これが仮想通貨決済ですと1%程度で済むので、お店側の手数料負担が非常に少なくなります。
仮想通貨決済が消費者に広まっていき利用頻度が増えれば、お店側は現金払い以外の従来の電子マネー決済やクレジットカード決済に比べて、導入メリットが大きいので、決済サービスを導入するお店は急増していくことでしょう。
リアル店舗で仮想通貨で決済する方法
国内でBitcoin決済ができるお店は通販では50店舗以上、実店舗では200店舗以上になります。(対応店舗はこちらのページで確認出来ます。)
リアル店舗で仮想通貨で決済する方法は慣れればとっても簡単です。お店でスマホひとつで決済することができるので財布を出したり、お釣りのやりとりをせずに済み、非常にスマートです。手順は以下のようになります。
手順1:ウォレットアプリをダウンロードして、ログインあるいは登録する
仮想通貨のウォレットアプリをダウンロードして、ログイン又は新規登録を行ってください。
なお、すでに登録済みの場合は、ログインします。ウォレットアプリの有名所にはCopayやbreadwalletがあります。
手順2:QRコードを読み取り仮想通貨を送金する
仮想通貨決済は手順としては送金と同様になります。お店側が提示するQRコードを読み取り、スマホ画面で金額を確認したら、送金ボタンを押すだけです。
モバイルSuicaなどのスマホ決済と同じだと考えていただいて問題ありません。これであなたのウォレットから支払いが行われます。ウォレットに仮想通貨を事前に入金しておくのをお忘れなく。
仮想通貨で支払いを行うとお店側は手数料がクレジットカードなどよりも安価で入金も早いというメリットを受けることが出来ます。
使用したい仮想通貨によって、ウォレットアプリを使う方法は違っているため、注意してください。
ネット上で仮想通貨で決済する方法
ネット上で仮想通貨決済を行うのも送金の手順と同様です。仮想通貨のウォレットを利用します。仮想通貨のウォレットに仮想通貨が入ってさえいれば、ネット上で仮想通貨で決済することができます。
仮想通貨には、仮想通貨アドレスと言われている、口座番号のような「文字列として全員に公開されるもの」と、秘密鍵と言われている「文字列として他の人に知られてはならない、自分だけが使えるもの」パスワードのようなものがあります。(秘密鍵に関して詳しくはこちら)
モバイルアプリウォレットやbitFlyerなどの取引所のウォレットの場合は、企業が秘密鍵を管理しているため、自分のものが分からないのが一般的です。
決済するには相手が指定している支払先の仮想通貨アドレスを入力して、金額を入力するだけです。bitFlyerでは送金画面を利用します。
このように、ネット上で仮想通貨で決済する方法も送金と一緒なので非常に簡単です。