知らないと損する取引所と販売所の違い

要約すると・・・

仮想通貨を購入する際に利用するのが取引所と販売所です。初めて仮想通貨を購入しようと思った場合、この取引所と販売所の違いがわからないと思います。

この違いを正しく知らないと、気付かないうちに損をしていたということになりかねません。仮想通貨を適切に売買するためにも取引所と販売所の違いを知っておくことは重要になります。

仮想通貨の取引所とは株取引やFX同様、買いたい人と売りたい人をつなぎ合わせる場所になります。取引所ではあなたが買いたいと思っている値段で売ってくれる人が現れないと売買が成立しません。

仮想通貨の取引所は株取引で売買を仲介する証券会社とは異なります。株では証券会社に口座を開き、売買を仲介する形で東京証券取引所や大阪証券取引所などで売買が行われます。一方の仮想通貨ではbitFlyerやcoincheckそのものが取引所にあたり、取引されています。

つまり、取引所そのものにウォレット（口座）を開設して、取引を行うことになります。そのため、同じBitcoinでもbitFlyerやcoincheckなどの取引所で価格が異なるという現象が起きます。

また、取引高も大きく異るので、活発に取引を行いたい方は取引が成立しやすいbitFlyerやcoincheckなどの大手取引所で取引をされるのがオススメです。

一方で販売所は販売所を運営する会社と仮想通貨の取引を行う場所です。販売所が定めた価格で販売所が所有している仮想通貨を購入する、又は販売所が定めた価格で販売所に仮想通貨を買い取ってもらうことができる場所です。

一般的に販売所の価格は手数料が含まれているため取引所で売買されている値段よりも割増されています。

販売処理も取引所の方がお得に売買できるなら取引所で買えばよいのかと思うでしょうが、

取引所ではあなたが買いたいと思う値段で売りたい人が現れないと購入出来ません。販売所は素早く購入したい、売りたい方にオススメで、取引所はお得に購入したい人にオススメと言えます。

実際に取引所と販売所の値段がどの程度異なっているのかbitFlyerのBitcoinで比較してみたいと思います。

まずはbitFlyerの販売所でのBitcoin価格ですが、調査時は購入価格が671,306円、売却価格が645,037円でした。

一方で同時刻での取引所の価格ですが653,614円〜653,614円で買いと売りが均衡していました。この場合、653,613円で売り注文を出せば、素早く売れますし、653,614円で買い注文を出せば素早く購入できます。

販売所と取引所の価格で１BTC当たり約10,000円〜20,000円の差額があることがお分かりいただけたかと思います。

bitFlyerの場合、販売所で売買すれば手数料はかかりませんが、取引所で売買する場合は手数料がかかります。その手数料を鑑みても取引所の方がお得にはなると思います。

仮想通貨は取引所と販売所で価格は異なりますし、取引所同士でも価格が異なるので、少しでもお得に購入したい人は複数の取引所・販売所を比較して購入されることをオススメします。