仮想通貨は今度どうなると考えられているのか

要約すると・・・

• 日本国内で仮想通貨で利用できるサービスが拡大する一方で仮想通貨は日本のライフスタイルには浸透しないという見解が強い
• 堀江貴文氏などは仮想通貨はその仕組みが活用されて、現在の仮想通貨とは別の形で多方面に広がっていくと考えている
• 仮想通貨は法律面でどのように規制するべきかどうか国としても対応を苦悩している

仮想通貨は今後どうなるのか

テレビのニュースを見ると、最近よく耳にするのがBitcoinなどの仮想通貨です。世界中で1,000種類以上の仮想通貨が存在するといわれています。

現金を手元に用意していなくても決済でき、海外への送金手数料が数円で済んでしまう仮想通貨は、将来性がとても高いといわれています。

実際に日本国内では現金の代わりに仮想通貨で支配可能なお店やサービスが増えてきています。さらに世界に目をやると、仮想通貨の広がりは、それだけに留まりません。

北ヨーロッパに位置するエストニアでは、国を挙げて一大・仮想通貨プロジェクトも進められています。エストニアの政府が発行する通貨は、「エストコイン」の通称が付けられて世界的にも注目されています。実際にこの制度が施行されれば、他の国々でも政府公認の仮想通貨が増える可能性があります。

このように仮想通貨の拡大が期待される一方で、日本国内では「仮想通貨は日本のライフスタイルに浸透しない」と否定的な見方をする評論家もいます。

発展途上にある仮想通貨の今後を考えることは仮想通貨の中でも最重要テーマです。

仮想通貨は成長すると考える人々

仮想通貨は将来的に大きく成長すると考えている人々は多いです。ホリエモンの愛称で知られる堀江貴文氏もその一人です。堀江氏は仮想通貨を多方面で活用していることで知られます。

時代の一歩先をいく堀江貴文氏はMonaCoinやEthereumなど、Bitcoin以外の仮想通貨にも積極的に着目しています。また、仮想通貨を活用した新サービスを自ら試してみていることでも知られ、何かと話題の「VALU」や「Counterparty」なども自ら利用しています。

（counterpartyでは自らのオリジナルコインを発行できる）

一方で堀江貴文氏は日本国内で、一般人にまで仮想通貨は浸透しないと発言しています。ただ、仮想通貨と呼ばれる新しい通貨のスタイルが生まれることで「経済が上向く」起爆剤になるのではないかの見解を示しています。

経営者以外にも教授などの権威を持つ人の中にも仮想通貨に注目している人がいます。スタンフォード大学や東京大学で弁を奮った経歴のある一橋大学名誉教授の野口悠紀雄氏は「中央銀行なしでも、通貨は機能する」と見解を示しており、現代の貨幣の問題点をあげ、仮想通貨によって「世界の未来が大きく変わる」と話しておられます。