仮想通貨取引所・販売所BITPOINTとは
BITPOINTは2016年創業の取引所で仮想通貨取引所の中では後発にあたります。そのためか取引高はまだ多くはありません。後発組としてどのような特徴を持って、他社と差別化を図っているのかを解説していきます。
BITPOINTの取り扱い通貨
仮想通貨を購入する場所として取引所と販売所がありますが(取引所と販売所の違いはこちら)、BITPOINTでは取引所のみの運営になります。
取引所の取り扱い通貨
Bitcoin・Ethereum・Bitcoincache
BITPOINTでは3種類のメジャー所の仮想通貨のみが取引所で取引できる形になっています。
BITPOINTの手数料
BITPOINTの取引手数料は0%、つまり無料となっています。
取引所の取引手数料が無料なのは他社と比べて非常にお得です。
その他の手数料
次に売買以外の手数料を紹介します。
【送付手数料】
送金手数料が無料というのはかなり嬉しいですね。海外への送金も手数料ゼロで行えるという訳ですから。
【入出金手数料】
入出金手数料に関しては利用する銀行の振込手数料になります。
BITPOINTの安全への取り組み
これまで仮想通貨の取引所ではウィスル感染やハッキングの被害によって、利用者の資産を紛失する事件が数回起きており、その度に仮想通貨の信用が失われてきました。これらの過去の教訓を活かして、現在、どの取引所も安全性向上に力を入れており、BITPOINTも例外ではありません。BITPOINTの主要な取り組みを紹介します。
・完全なオフラインで仮想通貨を管理するコールドウォレットを採用
・顧客の資金と会社の資産を分割管理している
・IDとパスワードとは他に、SMS又はGoogle社が提供する認証アプリによる2段階認証
・SSL対応済み
BITPOINTの取引方法の種類
仮想通貨の取引では自身の資金の範囲内で取引を行う現物取引以外に、信用取引・FX取引・先物取引・積立取引ができます。その中でBITPOINTでは通常の現物取引以外にFX取引が可能です。(取引方法の違いに関して詳しくはこちら)
BITPOINTのFX取引
BITPOINTではBitcoinの取引において、最大25倍のレバレッジでFX取引を行うことができます。取引手数料は通常の取引と同様に無料となっています。
レバレッジ取引の証拠金は現物取引や入金・出金等に使用している通常の口座とは別に用意します。通常口座からFX取引口座へと資産を移行させ、FX口座の残高は証拠金として認識されます。
必要証拠金は購入する取引額(建玉金額)が基準となります。
例)10BTC(1BTC100,000円)を新規買建でレバレッジ25倍で取引したい場合、
100,000円×10BTC÷25=40,000円
証拠金として口座に40,000円以上入っていないと取引出来ません。
また、レバレッジを活用したFX取引で注意したいのがスワップポイントです。スワップポイントは金利のようなもので、レバレッジをりようして取引することで発生します。
【スワップポイント】
初回購入時・・・建玉金額の0.035%
翌日持ち越し時・・・建玉を持越した場合、建玉金額の0.035%/日
例えば100万円分を翌日に持ち越せば400円の費用が発生します。ちりも積もれば山となるので注意してください。
BITPOINTのメリット・デメリット
BITPOINTに関して色々と見てきましたが、メリット・デメリットをまとめてみてみます。
メリット
・最大25倍のレバレッジでFX取引が可能
・注文種類が豊富である(指値注文・逆指値注文・ストリーミング注文)
・取引所の取引手数料が無料
・送金手数料も無料
デメリット
・取引高が少ないので売買が成立しづらい
・大手取引所に比べて信用度に欠ける
・取り扱い仮想通貨数が少ない
こんな人にBITPOINTはオススメ
BITPOINTは手数料が無料でレバレッジを最大25倍で取引可能なので、Bitcoinを効率的に資産運用しやすい人にオススメです。
また、送金手数料も無料なので頻繁に海外に資産を送金する人に大変オススメです。
しかし、大手取引所に比べると信用度に欠けるので、他の取引所と分散投資してリスクヘッジすることをオススメします。
Coincheckのような信頼度の高い国内最大級の販売所や取り扱い仮想通貨の多いZaifなどの取引所と用途に応じて組み合わせながら利用するのはいかがでしょうか。