要約すると・・・
- 仮想通貨は株式同様に成行注文や指値注文、逆指値注文が可能です
- 仮想通貨の多くの取引所・販売所が信用取引・FX取引・先物取引に対応しています
- 積立取引に対応して、仮想通貨への長期投資を促す取引所もあります
指値と逆指値
仮想通貨は取引所と販売所で売買することが可能です。取引所は個人間での取引、販売所はあなたと販売所運営会社との取引になります。販売所での売買では購入価格と下落価格が決まっています。一方で取引所ではあなたの買いたい価格、売りたい価格を提示して、その価格で買いたい人、売りたい人がいれば、その人と取引完了になります。
成行注文
最も一般的な注文方法に成行注文と言われる注文時の均衡価格で買い注文・売り注文を出す方法があります。取引に慣れ始めると、現在の価格からの値動きを予想して、可能な限り安く買いたい、高く売りたいと思いますが、その際に利用するのが指値注文・逆指値注文になります。
指値注文
指値注文では取引する価格を指定します。例えば「30万円の指値で1BTCの買い注文」とか「35万円の指値で1BTC株の売り注文」といった注文の仕方をします。
指値注文では、買い注文の場合は指値以下の価格、売り注文の場合は指値以上の価格にならなければ注文が成立しません。
つまり買い注文であればあなたが想定した価格以下になった時に買うことが出来、売り注文の場合はあなたが想定した利益を確実に確定させることが出来ます。
逆指値注文
一方の逆指値も取引する価格を指定するのは指値と一緒です。しかし逆指値注文では、買い注文の場合は指値以上の価格、売り注文の場合は指値以下の価格にならなければ注文が成立しません。
つまり買い注文であれば、上昇傾向になった時に買うことが出来、売り注文の場合は下落傾向の際の損切りを行うことが出来るのです。
指値注文と逆指値注文を使い分けることで大きく利益を伸ばすことに繋がります。
信用取引・FX取引・先物取引
仮想通貨取引にはあなたが持ってる資金内で仮想通貨を売買する現物取引以外に、より効率的な資産運用を行うための信用取引・FX取引・先物取引のサービスが多くの取引所で提供されています。
信用取引
信用取引が株式取引でメジャーな取引です。取引所運営会社から資金又は仮想通貨を借りて、取引所で売買を行うことができます。融資に近いイメージのものになります。あなたが持っている資金の何倍もの融資を受けることをレバレッジといいます。借りた分に関しては金利がつくのが一般的です。
FX取引
一方FX取引とは取引所・販売所からお金を借りる訳ではありません。業者の資産を活用して売買を行い、差額の損益のみの資金をやり取りします。差金決済とも言われています。FX取引の場合も信用取引同様にレバレッジを利用するおとができ、その場合、金利ではなく、スワップポイントと呼ばれる、1日に付、取引仮想通貨の数%が手数料としてかかります。
先物取引
先物取引は信用取引やFX取引に期限が儲けられたようなものです。「ある特定の期日に00円で売買します」という約束を決めて行う取引です。例えば「1年後に1BTC60万円で買う」という先物取引を行った場合、実際の1年後の1BTC価格が100万円であっても、あなたは60万円で購入できるので得をします。信用取引やFX取引取引同様にレバレッジを利用することが可能です。
積立取引
仮想通貨の長期的な成長を期待している人も多いかと思います。そんな人にオススメなのが積立取引です。毎月一定金額の仮想通貨を購入していく仕組みです。仮想通貨が長期的な背価格上昇を行えば、短期的な価格の変化に関係なく、資産を増やしていくことが可能になる投資方法です。国内取引所ではbitFlyerやZaifが対応しています。
仮想通貨には様々な取引方法があり、それらを組み合わせて活用することが投資成功のポイントになります。